過去の展覧会

2024年10月5日(土)
SAKAKIMANGO MEETS YAKANZURU & VJ MITCHEL
サカキマンゴー&ヤカンズル ライブ again
サカキマンゴー&ヤカンズル ライブ again
サカキマンゴー&ヤカンズル ライブ again
このライブでは、アフリカ各地の親指ピアノを奏でるサカキマンゴー、民族楽器を操るヤカンズルが、即興で演奏する世界に、映像作家・VJ Mitchelが独自の不思議な映像で音に合わせて即興でコラボレーションします。
会場は当館企画展「EAT-食べる」の展示室で、作品に囲まれて開催します。
当館中庭にて、マウンテン*マウンテンのドリンクや多国籍料理も楽しめます。出店16時頃から。
開催日時
10月5日(土)18時00分~
※ライブの設営に伴い、展示室は13時に一度閉館となり、ミュージアムショップのみ平常通り無料でご利用いただけます。ライブにお越しのお客さまの再入場は17時30分からとさせていただきます。
開催場所
アフリカンアートミュージアム展示室にて
408-0036山梨県北杜市長坂町中丸1712-7
料金
要予約・3,300円(ミュージアム入館料・ワンドリンクを含む)
お問い合わせ・ご予約
africanartmuseum2010@gmail.com / 0551-45-8111
オンラインでの予約も可能になりました
臨時駐車場
北杜市中丸公民館 山梨県北杜市長坂町中丸1994
※当館隣接する駐車場の数が限られています。ご予約をいただいた順に割り振りさせていただきます。



アーティスト紹介
サカキマンゴー Sakaki Mango
旧大阪外国語大学にてアフリカ地域文化を修め、各地の親指ピアノを現地調査する一方、素朴な伝統楽器をオール電化、エフェクターやサンプラー、さらに地元の鹿児島弁なども使い不思議な時空を作り出す。世界15カ国以上で公演し、2023年12月にはバンド「クアトロ・ミニマル」の一員としてロサンゼルス公演が決定した。交錯するデジタルとアナログ、ローカルとグローバル、イギリスのBBCやフランスのAFPでも紹介された新しい音楽がアフリカン・アートとどう響き合うのかお楽しみに。
ヤカンズル YAKANZURU
パーカッショニスト。ジェンベ奏者ママディ ケイタと出会い「パーカッショニストの手」と言われたのがきっかけで料理人から転向を決意。大儀見元、横山達治、中島オバヲ、など様々な演奏家との出会いにより、ラテン、アフリカン、サンバ、ジャズ、民族音楽、ポップス、ヒップホップなど多岐に渡る音楽を吸収。NOKKO(ex.レベッカ)、菊池成孔、加藤登紀子、ビートたけしなど共演多数。FUJI ROCK FESTIVALに出演。北杜市長坂町にある自家製天然酵母パン工房チェチェメニ店主。
宮沢喬 VJ Mitchel
VJ/Web Producer。山梨県在住。年間数10件以上様々なジャンルのWEB制作に携わる。またライブにて映像演出をするVJ活動を行なっている。ROVOやGoma & The Jungle Rhythm Sectionの台湾ツアーに加えFUJI ROCK FESTIVALに3度出演。山梨で音楽フェス「ハイライフ八ヶ岳」のクリエイティブディレクター。自主音楽イベントも開催している。音楽を中心にリアルとネットを行き来しながら、WEBと映像の表現を多岐に渡り追究している。
出店
マウンテン*マウンテン mountain*mountain
長坂町日野にあるアジア多国籍料理の店。スパイスに力を注ぎ、現地の味を大切にしている。お店ではスパイスも購入できる。ドリンク類もユニークで美味しい。今回の出店では ドリンクの他に、ルーローハンとガパオライスも軽食として用意。16時頃〜出店。


令和6年北杜市芸術文化スポーツ振興基金活用事業
2024年4月1日(月) - 9月9日(月)
ANIMALS IN AFRICAN ART
アフリカンアートの動物たち
ANIMALS IN AFRICAN ART
ANIMALS IN AFRICAN ART
アフリカンアートにはさまざまな動物が登場します。
そしてそれらは大きくニつに分けられます。一つは動物そのもので、もう一つは、いろいろな動物の部位を組み合わせて想像上の精霊のイメージにしたものです。
動物は精霊そのものであったり、またその使者であったり、王家を象徴するシンボルでもありました。もちろんヨーロッパ的なリアリズムの動物彫刻は見当たりませんが、それぞれの動物のイメージを誇張して作られています。
動物の部位を組み合わせたものも、民族によってさまざまな形で表現されていて、中にはどのような動物が起源かわからないものもあります。例えば、コートジボワールに住むセヌフォの「カナマト」マスクのように、カバの口、イノシシの牙、アンテロープの角と人の鼻で、頭には器を持ったカメレオンの付いたものがあります。そして、各民族特有の形と名前を持っています。このような奇想天外な形は、数千年の間に造形の天才が何人か現れ、その都度、修正してたどり着いたものであるとも思われます。
今回は、アフリカの、動物をテーマにしたさまざまな美術を紹介します。
休館日
火曜・水曜
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで・7月8月は無休)
観覧料
一般800円/学生700円/保護者同伴の小学生以下は無料/各種割引あり
後援
マリ共和国大使館/コートジボワール共和国大使館/ブルキナファソ大使館/ガーナ共和国大使館/ナイジェリア連邦共和国大使館/カメルーン共和国大使館/コンゴ民主共和国大使館/北杜市/北杜市教育委員会/北杜市観光協会/山梨放送/テレビ山梨/甲府CATV/山梨日日新聞社/朝日新聞甲府総局/読売新聞甲府支局/毎日新聞社甲府支局/山梨新報/八ヶ岳ジャーナル/FM八ヶ岳
【2022年わくわくパーニュ展のご報告】

当館ミュージアムショップでは、マリ共和国縫製学校自立支援プロジェクトとして、パーニュシャツ、パンツ、巾着トートや万能バンダナを展示販売しました。その売上から、アフリカンスクエアーさんと協同でミシン5台と1年分の教材用のパーニュと呼ばれるアフリカの布をAssociation Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校に寄付しました。当館からは、みなさんが、購入してくださった売上から、10万円を寄付させていただきました。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

この学校は、首都バマコから東に230kmの地方都市セグーにあります。


セグーの市場の風景

セグーの市場の風景です。


2022年10月2日にアフリカンスクエアー代表取締役 牛尼恭史さんが自ら現地に出向き、ミシンとパーニュを縫製学校に届けてくださいました。アソシエーション ベンカジは1993年マリ共和国に創立したNGOです。縫製学校の他に、泥染めの工房や識字教育、保育園、その他の社会教育を行っています。運営は女性が中心で、生徒は全て女性です。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

牛尼さんの現地レポートから、この日は、新学期が始まって2日目で、オリエンテーションや授業の様子が見られたそうです。生徒数は、第3学年が16人、第2学年が23人、新入学年が6人(25人くらいまで増える予定)と生徒は集まっているようです。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

しかし、真昼間の晴れている日でも、教室の中はとても暗く電灯が必要だと感じたそうです。細かい作業をする縫製学校では、なおさら電気の供給が必要です。暗いなか、どうやって、布を裁断し、ミシンに糸を通し、きれいに縫うという作業が学べるというのでしょうか。4年ほど前に他のNGO法人から援助を受け、太陽光発電を使った電灯が設置されたそうですが、故障してしまい修繕ができず、壊れたままの状態だそうです。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

まともに動くミシンや、教室の電灯で、受けられる教育の効率や質は大きく変化します。教材につかう布は生徒が用意することになっているそうですが、寄付によって、この負担を減らすことができました。質の高いものを作れる環境は、ひとりひとりの生徒の技術を高め、質の良いものを作る必要性の理解へとつながってくれればと願います。そして、何よりも、質の良いものを作ることが、生徒の収入になれば、就学の意欲は高まります。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

今年は第三学年の生徒を特訓して、商品を作ってもらうそうです。当館ミュージアムショップでは、7月より「わっしょいパーニュ展」を開催する予定です。こちらの売上から、ベンカジの太陽光発電の電灯を修理する費用が出るように協力したいと思います。

Association Benkady(アソシエーション ベンカジ)縫製学校

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